熱いってどんな状態よ?
~物質の三態をカクニンしましょー~

日本人って「生もの」が好きですよね。生魚や生野菜を筆頭に、生ビールとか生娘とかw。でも生ばっかりだと困りますよね。生煮えとか生殺しとかってあんまりいただけないですしw。っていうか、むしろ日本人って「あったかい」って言葉に弱い生き物なのかもしれません。

・あったかい仕事、とか
・あったかい友人、とか
・あったかい家庭、とか
・あったかい家族、とか
・あったかい料理。

ちなみに、このうちのどれか一つでもそろっていればラッキーなんですよ。僕なんて冷たいものばっかりでして。例えば、うちの家族なんて・・・(以下略)。人間って時にしてわがままだけど、今そこにある身近なあったかさから感じられる幸せを大切にしていきましょうねw(←鬼嫁への呼びかけ、届かないorz)。

ってことで(←無理やり接続詞)、ここでは、この「あったかい」とかいう状態を改めて確認しておきたいと思います。料理の観点で、あ、いや、物理とか化学の観点で、ちょっと確認しておきましょう。

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冷たい・あったかい・熱い

まずは、素材が冷たい状態とか、あったかい状態とか、熱い状態ってなに?ってのを確認しておきましょうかね。水でいうと、こんな感じ。

・冷たい状態   ・・・氷(個体)~水(液体)
・あったかい状態 ・・・お湯(液体)
・熱い      ・・・熱湯(液体)~水蒸気(気体)

で、冷たいとかあったかいとか熱いって表現。日常生活だと問題ないけど、実は、学術的にはちょっと抽象的で使えないらしいです。僕もその昔テストで失敗しました。「水の状態変化について答えよ」に対して、「冷たい、あったかい、熱いがあります。冷たいっていうのは、、、えぇ~っと、氷って冷たいし、プールの水とかも冷たいし、うちのお風呂もガスが止まって冷たいし・・・」って答えると、ま、ゼロ点です。

では、「冷たい」とか「あったかい」とか「熱い」の正しい状態についてのお勉強を始めましょうかw。

個体・液体・気体

物質には、固体、液体、気体、という3種類の状態、物質の三態というものがあるます。すべての物質は分子(や原子や電子)でできていることは皆さんご存知ですが(←無理やり割愛w)、この分子のテンションがそれぞれでちょっと違うんですよね。で、それぞれ違うこの物質の状態を、とっても主観的にな表現である「冷たい」とか「あったかい」とか「熱い」っていう言葉を使っているんです。

個体の状態はテンションが低いんです

分子は規則正しく並んでいて、たがいに強い分子間力で結びついています。ですので固体の物体は形を一定に保つことができます。各分子は所定位置で乱雑な振動をしています。・・・は?

水でいうと、個体の状態は「氷」。このときの水ってテンションが低いんです。で、氷を触ったときに感じる主観的な表現が「冷たい」なんですね。

この「個体の状態」を、キャバクラでの中間管理職サラリーマンに例えるなら(例えるな!)。
ちょっと行こうぜ!(上司)」の一声に、「いぃ~っすね!(部下)」の合図に流されて、会社帰りにキャバクラに連れて行かれてしまったものの。きれいな子を上司に譲って、かわいい子を部下に取られてる僕の状態。「あれ?僕のところに女の子ついてないけど?マンツーマンでしょ?」っていう声にならない店員さんへの叫びをぐっとこらえてる状態です。

液体の状態はテンションがややアゲ

固体に比べて、分子の熱運動が激しく、分子間力は弱くなっています。分子間の距離はあまり変わりませんが、各分子の位置は自由に変わります。そのため、体積は大きく変わることはありませんが、形は自由に変わります。液体を入れる容器の形に応じて形を変えることができます。・・・は?

水の場合の液体の状態は「水」とか「お湯」とか「熱湯」とか。あと、「湯気」も液体です。そうです。同じ液体でもテンションがちと違うんです。このあたり、日本語の素晴らしさですね。
 ・水 (0℃)・・・ちべたい
 ・水 (20℃)・・・冷たい
 ・お湯(40℃)・・・あったかい
 ・お湯(45℃)・・・あ、あつい
 ・熱湯(50℃)・・・あちっ
 ・熱湯(80℃)・・・あぢぃ!
 ・熱湯(90℃)・・・あっぢぃ~!!(←猫舌)
 ・熱湯(100℃)・・・(あ)ちっ(←火傷)

この「液体の状態を」引き続き例えるなら。そんな僕にようやく女の子が付きました。ちょっとだけ気分アゲw。でも・・・なんかこの子かわゆくないよ。なんかこのこ若くないよ。なんかこの子話が下手だよ。な状態。「あれ?みんな20代前半でかわいくてぴちぴちしてて、話し上手なんでしょ?」っていう声にならない店員さんへの叫びは・・・もちろん届かない状態です。

気体の状態でようやくMAXハイテンション♪

液体に比べてさらに分子の熱運動が激しくなります。分子間力はほとんどはたらかず、分子間の距離は大きくなり、各分子は自由に運動し、体積は温度や圧力によって大きく変化します。気体はその体積に比べて分子の占める割合がとても小さいので、気体の種類が異なっても共通の性質が見られ、法則化することができます。・・・は?

水の場合の気体の状態は「水蒸気」。沸騰してるやかんの出口にやさしく口づけしてみてください。テンション高すぎて火傷しちゃいますよw。

この「気体の状態」を懲りずに例えるなら。
あれ?コミコミ5000円って話は?っていう声にならない現実を飲み込んでお会計済ませて、、、
「いやぁ~、部長についた子、きれいでしたねぇ~、指名しちゃってるし!(後輩→上司)」
「そーですよ(相槌な漏れ)」
「そーかぁ~!?ま、ダメじゃなかったけどなぁ(まんざらでもない上司)」
「とかいいながらお前もかわいかったじゃん!!(上司→後輩)」
「そだよ、俺なんてさぁ、(漏れ)」
「ブチっ」(←会話を遮られる音)

解放感を得るために渋谷だったら道玄坂とか新宿だったら歌舞伎町あたりに一人姿を消す漏れ。詳細は割愛(笑)するけど、テンションMAX!。そのときの漏れ、刹那的な快楽でこんな状態ですw。

注意:このキャバクラの話や歌舞伎町でMAXハイテンションは「妄想」です!

「熱運動」とか「熱エネルギー」とか「温度」とか

ってことで、キャバクラ妄想話はどうでもよくって。ここでお伝えしたかったのは、この物質の三態とか言う話の根源にある法則のことなんですw。ちょっとだけ真面目に物理や化学の観点でお話しておきますね。

・熱運動
分子って常に運動してます。マクロでは動いてないように見えても、ミクロには微妙に動いているんです。これを「熱運動」とか「ブラウン運動」とか言います。

・熱エネルギー
で、物質は多かれ少なかれこの熱運動をしています。すると運動エネルギーが発生している状態になります。この熱運動で発生するエネルギーは、熱エネルギーって呼ばれます(学術上の話で、運動エネルギーと熱エネルギーは別物で扱います)。このエネルギーの大小が、結果的に、物質の三態になって表れてるんですね。

・温度
でも、この熱エネルギーってのは、なんか一般人にとってとってもわかりにくい(僕はオタだからわかるけどw)。ってことで、この熱エネルギーをみんながわかるようにしようぜ!って考えてくれた人がいます。そして考え出されたのが・・・「温度」です。熱エネルギーの大小を測る方法として、「温度計」ってのがあるわけです。

ま、簡単に言っちゃいますと(←最初から言え!)、すべての物質は「熱運動」してて、運動してるから「熱エネルギー」ってのを発している状態で、そのエネルギーの高い・低いを「温度」で表します、ってことです。

「熱運動」「熱エネルギー」「温度」と「男の浮気」w

で、この「熱運動」「熱エネルギー」「温度」を、学術的な言葉を使わずに表現するとこんな感じになっちゃいます。

「熱運動」=「男は浮気な生き物」
男って浮気な生き物なんです(僕は違う)。はい、いっつもどこかで浮気相手を探している状態なんです(僕は違う!)。神様がアダムとイブを作った時に決まっていたらしい、生物としてオスが持っちゃってる宿命なんですよね(僕は違うw!!)。

「熱エネルギー」=「浮気テンション」
男っていう浮気な生き物に浮気のチャンスがやってくると、ある人は浮気をしちゃうし、ある人は浮気をしない(僕は浮気はしない!)。これ、その人の浮気テンションで決まってます。別の表現だと「理性」ってやつです。すっごいタイプの女性が現れた時に沸騰しちゃう人もいるし、いいなって思う人もいるし、微動だにしないひともいるんですよね(僕は浮気はしない!)。

「温度」=「浮気を嗅ぎ取る奥さんの嗅覚」
男の浮気度合いを測る方法は、、、今のところありません(ヨカッタ!)。でも、旦那の浮気を嗅ぎ取る鋭い嗅覚の持ち主がいたりします(他人事であってほしい)。僕は潔白だって言い張っても証拠を突きつけるような人もいるらしいです(他人事であってほしい!)。男の浮気度合を測る方法は、今のところ奥さんの嗅覚が一番すぐれているらしいです(他人事でありますように(哀願))。

ってことで、次回は「温度」についてご説明しますね。

長文・駄文におつきあいくださりありがとうございました。
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