ピーラーの「Y型」と「I型」は何が違うのか?
~ピーラーのタイプを理解する~

ピーラーには、とぉ~っても乱暴に分類すると、その形状で大きく2つに分かれます。「Y型」と「I型」です。人間をとぉ~っても乱暴に分類すると「♀」と「♂」に分けられるのと同じです。人間の場合は厳密にいうと中途半端な、、、(以下略)

で、このY型だのI型だの。「○型」っていう分類なんてのはどうでもいいのですが、大切なのは、「何が違うの?」ですよね。この記事ではY型とI型の違いを説明します。


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Y型ピーラー

Y型ピーラーは、その取っ手の形状からY型って言われてるらしいです。刃物の部分も含めてT型とか呼ばれたりすることもあります。使ったことがある人ならわかると思いますが、皮むきが超早いです。包丁でむくより早いです。

以下に特徴を抜粋してご紹介しておきますね。
・基本的用途:直線形状の長いものの皮むきに適しています
・対象の食材:人参や大根や大根足w。
・つかいかた:ダーッと腕を動かして長いストロークで早くむくかんじ(←表現難しいw)
・基本的機構:刃の部分がくるくる回るので材料の表面の凹凸もだいじょぶ
・これはダメ:髭剃りには使えません。贅肉はそぎ落とせません。

I型ピーラー

I型ピーラーは、その形状から・・・(略)。使ったことがない人も多いと思いますが、まぁそれなりに登場する機会はあるかと。でも、個人的には「そんなに便利かな?」って思うことが多いです。Y型でも代替できちゃうしw。

以下に特徴を抜粋してご紹介しておきますね。
・基本的用途:曲線形状の丸いものの皮むきに適しています
・対象の食材:リンゴやジャガイモや面取りなど。
・つかいかた:くるくると手首動かして包丁のようにむくかんじ(←表現難しいw)
・基本的機構:刃は回転しないものが多く、ペティナイフと同じイメージ
・これはダメ:先端がとがっているので刺しちゃダメです


どうしてY型とI型ができたのか!?

Y型とI型ってそれぞれ生まれが違うんですよね。はっきり言っちゃうと、Y型は日本が育てたといってよいでしょう。一方で、I型は欧米が育てました。なぜにこんな違いができちゃったんでしょう?答えは食文化にあります。

日本のように四季折々で旬の野菜を楽しめる国ってそうはありませんよね。そして、日本人ってとっても煮物が好きw。大根とか人参みたいな根菜って日本のお家芸だったりしますものね。で、こんな根菜の皮むきを手軽に短時間でやるための道具としてY型ピーラーができたんです。

一方で、欧米人ってイモしか食べないですよね。そう、マッシュポテト。あ、あとフライドポテトw。で、欧米(っていうか食文化は欧州)の人もおんなじように手軽に短時間でイモの皮むきをする道具を考えたわけです。で、I型のピーラーができたわけです。

Y型か?I型か?

Y型とI型に迷っていらっしゃる場合は、最初にY型を購入するのがおすすめです。お財布に余裕があればI型の購入をご検討なさるのがよいと思います。

ちなみに、僕から鬼嫁と息子怪獣にドラッグストアで直訴しました。はい、「髭はピーラーではそれないので、ちゃんとした髭剃りをを購入させてください」とw。ピーラーで髭をそれと命令されても勇気を出して断りましょうw。そして、ちゃんとした髭剃りを購入しましょう。



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