ピーラーはどうして皮むきがうまいのか?
~ピーラーの仕組みを学ぶ~

昨晩は3時間ほどピーラーとともに過ごしました。ピーラーを眺めたりピーラーを分解したりピーラーと戯れたりw。寝ている鬼嫁の贅肉部分にピーラーをあててそれをそぎ落とそうとしたりもしてみました(←ばれなかったw)。このピーラーとの3時間はとても素敵な時間でしたw

さてさて、ピーラーという料理道具。みなさんのご家庭にも1つはあるであろうこの道具。とても便利ですよね。そして、「どうしてこんなに便利なの?」っていう素朴な疑問が湧いてきますよね。ここでは、ピーラーの機械的な特徴を整理して、その仕組み学習してみようと思います。


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ピーラーが便利な理由

ピーラーが便利な理由は、ズバリ「刃がくるくる回るから」なんです。野菜や果物の表面って、平面じゃなくて曲面でできてますよね。時には凸凹してたりしますよね。こうした曲面・凸凹に対して、ピーラーったらいつも刃物が当たるようにくるくる回っていて、そして表面をとらえながら皮をむいてくれるんです。わがままな鬼嫁にいつでも従順でいられる僕のようで愛着がわいちゃいますw。

ここからは、僕の従順さ、いや、機械的な構造についての説明を加えようと思います。あと、ピーラーの構成部品や部品の特徴についても説明を加えますね。僕のピーラーとの3時間をみなさんにうまく伝えられるよう頑張りますね。

ピーラーの部品

ピーラーってそもそもどういう部品でできているのか。ピーラーを分解すると取っ手の部品と刃の部品に分かれます(←分解というほどのものでない)。簡単に言うと、これらの部品の役割はそれぞれ、持つところとむくところ、ですw。

 ・取っ手・・・
持つところ、この部分で皮むきはできません。
 ・刃・・・
むくところ、ここを持てますが普通はあまり持ちません(←危険です!)


それにしても部品はたったの2つなんですね。ハンドツールはシンプルであるべきですが、これはシンプルでよろしいですね。ちなみに、写真は貝印さんのSELECT100というラインナップのT型ピーラーです。

ん?「Y型」と「I型」なんじゃねーの?って?。ですよね(汗)。この「○型」の呼び方はメーカーさんでそれぞれ好き勝手につけてるので統一されていないんです。「○型」に固執せず、その道具の本質的な特徴を捉えてさえいれば、道具選びで失敗することはないのでご安心ください。


ピーラーのすぐれた機構

ピーラーってくるくると刃物が動きますが、それを可能にしているのがこの取っ手と刃の結合部分。丸い穴(取っ手側)に刃の軸(刃側)を入れているだけのシンプルな機構にもかかわらず。このおかげで食材の表面をうまい具合にとらえながら一定の厚さで皮をむいちゃうんですよねw。すごい!

ちなみに、芽取りというものがありますが、これでジャガイモの芽をほじくり返します。貝印の製品は穴が開いてて洗いやすいですが、袋状になっていると、中に詰まってなかなか洗えなかったりしますよねw。洗い残しで鬼嫁に怒られないようなピーラーを選びたいものですw。

ピーラー:取っ手

ピーラーの取っ手の部品、一言でいうと「持つところ」なのですが。結構いろんな要望があったりしますよね。

 ・持ちやすい:しっくりくる材料や形状でできていて欲しいですし
 ・洗いやすい:洗いやすい、スポンジが入りやすいほうがいいですし
 ・清潔である:ばい菌などが住み着かないようなシンプル形状がいいですし
 ・ほじくれる:ジャガイモの芽とかをほじくりやすいとうれしいです(Y型)

僕のフィールド調査の結果によると、大きさ・材質の違いがあるものの結論どれも同じっす。

 ・Y型のすべての製品はこれらを満たしているので大丈夫です。
 ・I型はジャガイモの芽をほじくる芽取りがついてないもの多いです。
 ・時々複雑怪奇なピーラーがあったりしますがだいたいNGなのでやめましょう。

ピーラーの取っ手の選び方のポイント(違いが出るところ)は、「大きさ」と「材質」だけです。いろんな取っ手があるのでそれはバリエーション紹介のページでご紹介しますねw。

ピーラー:刃


ピーラーの刃の部品、一言でいうと「むくところ」なのですが。どのメーカーもステンレスというさびにくい金属で作っています。ピーラーの刃には結構いろんな要望があったりしますよね。

 ・切れやすい:刃物なのでもちろん切れやすいことが必要ですし
 ・追従してる:野菜の凹凸をとらえてくれたら何度もむく必要なくなるし
 ・刃を替える:刃先の形状を変更することも可能だとうれしいですし
 ・刃が研げる:できれば刃が切れにくくなったら買い替えじゃなくて交換できれば、、、

僕のフィールド調査の結果によると、メーカーによって違いがあります。とくに刃先の形状にその差が出てきちゃうんですね。

 ・薄さ厚さ:厳密には刃物の角度がメーカーで違います。大工道具のかんなと同じ理論です。でも気にしなくていいです(←0.1ミリの厚さくらいの違いなのでw)
 ・刃の形状:フラットな皮むきタイプから、ギザギザした皮をつかみやすいタイプ、千切りできちゃうタイプなど、意外にさまざまなバリエーションがあります。
 ・刃の長さ:取っ手の形状に合わせて、大きいもの(キャベツ千切りとかできるもの)から、小さいものまでさまざまあります。

ピーラーの刃の選び方のポイント(違いが出るところ)は、「刃形状」です。いろんな刃形状があるのでそれは種類の紹介のページでご紹介しますねw。



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