素材を熱する
~加熱のときの現象をカクニンしましょー~

ネッスル。


あ”~、ぎゃぁ~、すいません、すいません(猛反省)。


え~、さて、ここでは「熱」の「移動」についておさえます。真面目にw。


料理に「熱」って必要不可欠ですよね。で、この「熱」を「素材」に加える作業が「加熱」です。「熱」+「加」で「加熱」。漢字ってすごいw。

素材の温度を上げるためには「熱(熱量)」が必要なんですね。氷を水に、水をお湯に、お湯を水蒸気にするには「熱」が必要。僕がテンションを上げるには女性が必要(鬼嫁じゃない女性)w。素材の温度を上げたり、テンションをアゲアゲにするためには、「熱」を加える「加熱」が必要なんです、ゼッタイ。


で、この「加熱」。ま、いろんな学問で熱について研究されているのですが。。。悲しいかな料理の世界限定での熱の話ってあまり誰もしてくれてないんです。ってことで、つたない説明になっちゃいますが、こんな僕ではございますが、調理の時の熱の現象を説明しちゃいますね。


あ、ちなみに、これ、正しくは「ネスレ」だそうですw。イギリス(英語)の会社が日本に進出した時、あの素敵な昭和時代において、英語発音で「ネッスル」でした。んが。平成になってグローバルになって、もともとフランスの会社なんだし、読み方もフランス語読みに統一しようぜ!ってことになって、、、「ネスレ」。恐るべし、グローバル社会の波、平成の波(←波に乗り切れてない昭和人間の感想w)w。

スポンサーリンク


やかんでお湯を沸かしてみる

では早速、調理の時の加熱の現象を説明するために。ここではやかんでお湯を沸かしましょう。あ、へそで茶を沸かすときの熱力学的な解説は別の機会とさせてくださいw。

やかんでお湯を沸かすときの手順を確認しておきましょうかね。皆さんきっと同じやり方だと思いますが、念のため。

・まずは深く「ふぅ~」って深呼吸して
・次にお気に入りのやかんを「スッ」っと取り出して
・蛇口をひねって「ジャー」ってやかんを洗って
・その流れで「ジャー」ってやかんにお水を入れて
・水の入ったやかんを「ドン」ってコンロに乗せて
・で、コンロに「カチッ」っと火を灯す。
・すると「ボーっ」て炎が燃えて加熱が始まって
・しばらくすると水が「ポカポカ」温かくなって
・しまいには注ぎ口から「ピュー」って水蒸気が出てきて
・で、「アツアツ」お湯の出来上がり


では、このお湯を沸かすっていう加熱調理で、加熱の減少としてどんなことが起きているか焦点を絞りましょうか。これだけ手順があるんですが、ぢつわ掘り下げるところはこの一行だけですw。

「「ボーっ」て炎が燃えて加熱が始まって」ってところw

長い手順の説明、ムダッw!

やかんでお湯を沸かすときの熱伝達(画伯作w)

さてさて。この「「ボーっ」て炎が燃えて加熱が始まって」ってところ。ここで起きている現象って、「ガスが燃えて熱が発生」して「水の温度が上昇している」んですよね(←あたりまえ)。でも、これをもう少し学術的に言うと、「ガスとか空気とか水みたいな流体を介して熱量が物質の間で伝達されている」んです。

ってことで、やかんをガスコンロで加熱しているときの熱の移動のイメージ図です。これはやかんを上から半分に切り取ったときに、その底のほうを横から見ているイメージです。やかんって意外に分厚いですねw(←美的センスもなくてすいません)。

で、ここではどんな現象が起きているのかというと・・・下の炎から上の水に向かって熱が伝わってます。

・ガスが燃えて「熱」がガンガン発生しちゃいます。
・で、その熱は空気に伝わって、コンロ前が熱くなります。
・あと、もちろんやかんにも熱が伝わるのでやかん熱いっす。
・やかんが熱くなるとやかんの熱は水にも伝わっていって。
・で、お湯になった水が冷たい水をあっためるんですね。


ちょっとだけ気にしておきたい「熱効率」

やかんでお湯を沸かすときの熱伝達。まぁ、至極あたりまえのお話だなって思う方がほとんどだと思います。反対する人がいなくてヨカッタ。「ガスが燃えて」→「やかんに伝わって」→「水に伝わって」→「お湯ができる」っていう流れですよ!

で、この熱の伝達でちょっとだけ気にしておきたいことがあります。それは「熱効率」ってやつ。例えば、ガスが燃えて発生した熱は、じつは半分くらい空気を暖めてたりします。ほんとは水だけに熱を伝えたいんですけどね~。熱を目的の素材に伝えるのはとっても難しいみたいです。

あ、ちなみに、これだけ頑張って熱を水に伝えてお湯にして、で、そのお湯でおいしい紅茶を鬼嫁に入れてあげてもですね、まぁ~なかなか「愛」ってのは伝わらないみたいです。これ、恋愛熱力学っていいますw。

・漏:「こ、こうちゃはいりました」
・鬼:「うむ」「(ごくり)」「ぬるい!」
・漏:「ぬ、ぬるいと言われましても、水の沸点は大気圧下で100℃でして」
・漏:「今日は確かに低気圧が来ているとは言え、それほどぬるいということは・・・」
・鬼:「やりなおし(テレビ見ながら)!」
・漏:「(低気圧からくる頭痛のイライラをワタクシメにぶつけられても・・・)」
・漏:「はい、喜んで!」

今日も長文、駄文におつきあいくださりありがとうございました!
次回はもっとまじめに知っておきたい「熱力学第一法則」「熱力学第二法則」です。え?興味なし?そーなのー・・・orz。

スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿